治具の精度や耐久性、コストは、材質の選定次第で8割は決まると言っても過言ではありません。「とりあえず鉄で」という曖昧な選定が、後のメンテナンスコストや作業効率の低下を招くこともあります。
この記事では、治具に使われる主な材質の特徴、および用途に合った選び方の基準を解説します。
樹脂(プラスチック)は、ワーク(対象物)を傷つけたくない場合や絶縁性が必要な場面で選ばれる素材です。
治具の材質を選ぶ際は、「何を重視するか」という点が大事な判断基準となります。以下、重視する点を基準にした材質選びの目安を整理しました。
材質選定の工夫次第で、治具の製作コストは変わります。以下の2点を押さえておくと、必要以上にコストをかけずに済みます。
まずは、適材適所の組み合わせを意識することが基本です。治具全体をステンレスで製作すると材料費・加工費ともに高くなる傾向がありますが、ベース部分を鉄鋼材料とし、ワークに直接触れる部分だけ樹脂にするといった組み合わせにすれば、コストを抑えながら必要な機能を確保できます。用途ごとに材質を使い分ける視点が重要です。
もう一つは、市場流通性の高いサイズの材料を選ぶことです。特殊な厚みや寸法のプレートは材料費が高くなる傾向があるため、あえて流通量の多い規格サイズに合わせた設計にすれば、材料の調達コストを下げることができます。
設計段階からコストを意識することが、トータルでの費用削減につながります。
治具の材質を自分で完璧に決める必要はありません。大切なのは、「どんな環境で」「何を対象に」「どれくらいの頻度で使うか」を整理し、製作会社へ正確に伝えること。この情報があれば、用途に合った材質の提案を受けることができます。
材質の知識を深めることも有益ですが、それ以上に、現場の条件を正確に共有できる依頼先を選ぶことが、治具の精度・耐久性・コストすべてに影響します。
引用元:グローバル公式サイト
(https://www.landingpage-synergy.com/Sp6X7DKw/)
切削加工の分野において、設計からアフターケアまで一括請負。
自動車業界や海洋機器・エンジン関連分野で使用する製品や部品製作の分野で大手企業から指名される実力を持つ。
切削加工で課題となる切粉の堆積や加工応力によるワークの歪みに対し、排出性を考慮した構造設計や重量に応じたクランプ設計が得意。精度不良を抑制する治具の提案もできる。
引用元:三和クリエーション公式サイト
(https://www.sanwa-creation.co.jp/)
硬質素材や難削素材を超精密・微細加工する技術を提供してきた会社。特に精度への要求が高い研削・研磨加工において知見と技術力を持つことから、「磨く」ことに特化した治具製作を任せられる。
超硬合金製よりも耐摩耗性が高いとされるダイヤモンド製の治具を製作。
ダイヤモンドの特性上、潤滑油などを使用しなくて済むため、給油ユニット、油のメンテナンス不要で使える。
引用元:榮製機公式サイト
(http://www.sakae-seiki.co.jp/)
ワイヤー放電加工で使用する精密バイスやワイヤーカット治具の製作が得意。
最大70㎏※までの重量のワークに耐えうる治具の製作も手がける。
金型事業も行っていることから、ワイヤー放電加工における金型製作用の精密治具製作が強み。
要望を受けてから綿密な情報収集を行い、新製品開発における治具製作をサポートできる。
参照元:榮製機公式サイト
(http://www.sakae-seiki.co.jp/neotec_detail.php?neotec_cd=64)