電池評価や三次元測定向けの治具を通じ、測定工程の高精度化と省力化を支える加工治具メーカー、東京精密。当ページでは、東京精密の治具の特徴、製品ラインナップ、同社の治具を使用した製作事例などをご紹介しています。
電池評価向け治具で、測定の安定性と安全性、省力化を同時に追求している点が、加工治具メーカーとしての東京精密の大きな強み。角型・円筒型・ラミネート型など多様なセル形状に合わせ、二次電池やキャパシタのサイクル試験・特性試験で「安定した計測」「設備の安全」「人への安全」を実現する評価治具を設計・製作します。
恒温槽内での多チャンネル配置やセルサイズの変更など、柔軟な仕様に対応可能な治具を求める電池メーカーにとって、検討すべき有力な選択肢の一つとなるでしょう。
少量多品種の測定に対応しやすいモジュール式治具として、三次元座標測定機向けのクランプ治具「OmniFix Kits」を提供。小型加工部品から航空機部品や大型車両のボディコンポーネントまで多様なワークに対応可能で、かつ専用治具の都度製作にかかるコストを抑えられる構成となっています。
簡単な組み立てと部品交換で、柔軟な仕様変更も可能。定盤への固定も容易なため、段取り替えの多い加工現場や測定工数を削減したいメーカーにも適しています。
測定支援サービスの一環としてパートプログラムと特注治具の作成を行っている点も、東京精密グループの特徴の一つ。繰り返し測定の精度やサイクルタイムを考慮した測定プログラム、および測定が必要な全ての部位を一度の段取りで測れるようスタイラス構成・治具を組み合わせることで、高効率な測定環境を提案します。
自社だけでは測定段取りの最適化が難しい企業、または測定工程の自動化・標準化を進めたい企業にとって心強い支援になることでしょう。

二次電池やキャパシタのサイクル試験・特性試験で用いる電池評価治具です。角型・円筒型・ラミネート型セルに合わせて設計・製作。安全性と省力化を両立した試験環境づくりを提供します。研究開発や品質管理の現場での信頼性向上を支えています。

三次元座標測定機での少量多品種測定に対応するモジュール式クランプ治具。簡単な組み立てと部品交換で多様なワークを固定できるため、専用治具の製作コスト削減や段取り替え時間の短縮に貢献します。測定の信頼性を高めたいメーカーに適した治具です。

ZEISS VASTやVAST XXT用スタイラスシステムの組立てを支援する専用治具です。Z軸やエクステンション先端の角度を正確に調整することが可能。複雑なスタイラス構成でも再現性の高いセットアップを実現し、高精度測定を安定させます。
電池評価や三次元座標測定など、高精度な測定を重視するメーカーにおすすめです。二次電池のサイクル試験向け評価治具や、少量多品種測定に対応しやすいモジュール式クランプ治具などを組み合わせることで、測定工程の安定性と省力化を同時に狙うことができるでしょう。
また、測定支援サービスを通じた特注治具やパートプログラムの提案も行っているため、自社だけでは測定段取りの最適化が難しい企業や、品質保証・研究開発体制の強化を目指す現場にも適していると言えます。
なお、切削加工、研削・研磨加工、放電加工など、加工方法によって、必要な治具の素材や性能は異なります。そこで、本メディアではそれぞれの加工法に対応した治具メーカーを3社厳選してご紹介しています。おすすめの理由や事例もまとめていますので、ぜひ参考にしてください。
多品種・小ロットの高精度部品加工を行うなかで、測定機の老朽化と顧客との測定基準の違いが課題となっていたN社。従来は他社製の測定機を使っていたものの、出荷検査と受入検査で使用メーカーが異なるため、評価結果のすり合わせに手間がかかっていました。
また、幾何公差付きの図面が増えるなか、多用途に対応できる三次元座標測定機と測定体制の整備が求められていました。
東京精密の三次元座標測定機を導入したことで、加工プログラムに沿った測定手順の標準化につながり、同じ条件下で結果を確認できる環境が安定。「カスタマープリントアウト」機能で数値を図示したレポートも出力できることから、現場と品質保証部門の情報共有も向上しました。
測定結果を容易に確認しやすくなったため、担当部門の品質意識とスキルの向上意識も高まりました。
参照元:東京精密公式サイト(https://www.accretech.com/jp/product/measuring/usersvoice/000070.html)
EV用モーター筐体の量産を進めるなかで、コップ状の筐体内側にある深い穴の形状測定が大きな課題となっていたM社。従来は三次元測定機で対応していたものの、深部の形状や丸み、摩耗量まで安定して評価することが難しく、外部委託に頼る場面も少なくありませんでした。
量産品質を確実に保証するには、自社で確実に測り切れる測定機と測定プロセスの整備が求められる状況でした。
東京精密の表面粗さ・輪郭形状測定機「SURFCOM NEX」を自社仕様にカスタマイズして導入したことで、モーター筐体深部の穴に対しても丸みの形状や摩耗量まで含めた測定環境が実現。外部委託していた測定を社内で完結できるようになったため、対応スピードが向上しました。
測定ノウハウが社内に蓄積されるにつれ、「自ら課題を解決する」という社員の意識づくりにもつながっています。
参照元:東京精密公式サイト(https://www.accretech.com/jp/product/measuring/usersvoice/000067.html)
公式HPに記載なし
| 会社名 | 株式会社東京精密 |
|---|---|
| 創業年 | 1949年 |
| 所在地 | 東京都八王子市石川町2968-2 |
| 電話番号 | 042-642-1701 |
| URL | https://www.accretech.com/ |
引用元:グローバル公式サイト
(https://www.landingpage-synergy.com/Sp6X7DKw/)
切削加工の分野において、設計からアフターケアまで一括請負。
自動車業界や海洋機器・エンジン関連分野で使用する製品や部品製作の分野で大手企業から指名される実力を持つ。
切削加工で課題となる切粉の堆積や加工応力によるワークの歪みに対し、排出性を考慮した構造設計や重量に応じたクランプ設計が得意。精度不良を抑制する治具の提案もできる。
引用元:三和クリエーション公式サイト
(https://www.sanwa-creation.co.jp/)
硬質素材や難削素材を超精密・微細加工する技術を提供してきた会社。特に精度への要求が高い研削・研磨加工において知見と技術力を持つことから、「磨く」ことに特化した治具製作を任せられる。
超硬合金製よりも耐摩耗性が高いとされるダイヤモンド製の治具を製作。
ダイヤモンドの特性上、潤滑油などを使用しなくて済むため、給油ユニット、油のメンテナンス不要で使える。
引用元:榮製機公式サイト
(http://www.sakae-seiki.co.jp/)
ワイヤー放電加工で使用する精密バイスやワイヤーカット治具の製作が得意。
最大70㎏※までの重量のワークに耐えうる治具の製作も手がける。
金型事業も行っていることから、ワイヤー放電加工における金型製作用の精密治具製作が強み。
要望を受けてから綿密な情報収集を行い、新製品開発における治具製作をサポートできる。
参照元:榮製機公式サイト
(http://www.sakae-seiki.co.jp/neotec_detail.php?neotec_cd=64)