複数のワークを一括で正確に位置決め・固定できるセット治具は、段取り時間の短縮やタクトタイムの改善に直結し、量産ラインの生産性向上に欠かせない存在です。この記事では、セット治具の種類ごとに、役割や特徴、導入メリットについて分かりやすく解説します。
搬送治具とは、ワークを保持したまま工程間を安全かつ効率的に移動させるための専用治具です。位置ずれを防ぎながら安定した姿勢を維持できるため、加工精度の向上に寄与するとともに、キズや落下といったトラブルのリスク低減にも効果を発揮します。種類は、形状固定型、クランプ式、マグネット式などがあります。製作依頼時には、対象ワークの寸法や重量、搬送方法(手動・自動)、使用環境などを明確にし、設計力や実績のあるメーカーを選ぶことが重要です。
吊り治具とは、クレーンなどを用いてワークを安全かつ確実に吊り上げ・移動させるための専用治具です。重量物でも安定した姿勢を保てるため、作業中の揺れや傾きを抑制し、作業者の安全確保と作業効率の向上に寄与します。種類には、フック式、クランプ式、真空吸着式、専用フレーム型などがあります。製作依頼時には、荷重条件や使用頻度、吊り点の設計、安全基準への適合などを明確にし、強度計算や安全対策に実績のあるメーカーを選ぶことが重要です。
熱処理用治具とは、高温炉内でワークの姿勢を安定させ、変形や歪みを抑制するための専用治具です。加熱・冷却工程において均一な熱伝達を確保し、品質のばらつきを低減できる点が大きなメリットです。種類には、トレイ型、ラック型、吊り下げ型、スペーサー型などがあります。耐熱性・耐酸化性に優れた材質選定や熱膨張への配慮、繰り返し使用に耐える構造設計が重要です。熱処理工程の知見と実績を持つメーカーを選ぶことが求められます。
引用元:グローバル公式サイト
(https://www.landingpage-synergy.com/Sp6X7DKw/)
切削加工の分野において、設計からアフターケアまで一括請負。
自動車業界や海洋機器・エンジン関連分野で使用する製品や部品製作の分野で大手企業から指名される実力を持つ。
切削加工で課題となる切粉の堆積や加工応力によるワークの歪みに対し、排出性を考慮した構造設計や重量に応じたクランプ設計が得意。精度不良を抑制する治具の提案もできる。
引用元:三和クリエーション公式サイト
(https://www.sanwa-creation.co.jp/)
硬質素材や難削素材を超精密・微細加工する技術を提供してきた会社。特に精度への要求が高い研削・研磨加工において知見と技術力を持つことから、「磨く」ことに特化した治具製作を任せられる。
超硬合金製よりも耐摩耗性が高いとされるダイヤモンド製の治具を製作。
ダイヤモンドの特性上、潤滑油などを使用しなくて済むため、給油ユニット、油のメンテナンス不要で使える。
引用元:榮製機公式サイト
(http://www.sakae-seiki.co.jp/)
ワイヤー放電加工で使用する精密バイスやワイヤーカット治具の製作が得意。
最大70㎏※までの重量のワークに耐えうる治具の製作も手がける。
金型事業も行っていることから、ワイヤー放電加工における金型製作用の精密治具製作が強み。
要望を受けてから綿密な情報収集を行い、新製品開発における治具製作をサポートできる。
参照元:榮製機公式サイト
(http://www.sakae-seiki.co.jp/neotec_detail.php?neotec_cd=64)