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加工治具の製作メーカーとつながるメディア│Jigverse(ジグバース) » 加工治具メーカー42社を徹底調査&比較!課題別おすすめ3選も紹介 » ゼン

ゼン

目次

試作・小ロット領域での実績が豊富で、治具をはじめ、検証装置や省力化装置までを社内で設計・製作できる体制を整えています。

本記事では、ゼンの治具づくりの特徴と代表的な製作事例を取り上げます。

ゼンが製作している治具の
特徴とは?

構想段階から図面なしでも
立ち上げられる

ゼンの治具づくりは、発注前の構想段階から相談できる点が大きな特徴です。

図面がない、仕様が固まっていないといった早い段階でも、手描きスケッチや現物のリバースエンジニアリングを通じて機構案を整理し、3Dモデル化によって可視化。そこから要件をすり合わせ、最終的な設計仕様へとまとめていきます。

主要CADソフトやデータトランスレータを備え、レビューや干渉チェックを重ねながら設計を進行。検討漏れを防ぎつつ、短いサイクルで合意形成を進められる仕組みです。

さらに、3Dスキャナーによる点群処理からのモデリングにも対応しており、現物合わせが中心の現場でも「図面化→設計→製作」を一気通貫で進められます。こうしたフロントエンドでの支援力により、試作リードタイムの短縮と初期不良リスクの低減を実現しています。

品質データを現場へ還元、生産性と
品質を両立

ゼンは、樹脂・金属切削から真空注型、簡易金型、表面処理、検査まで、幅広い工程を自社内およびネットワークで統合的に運用しています。

ISO9001:2015に適合した品質マネジメント体制のもと、各工場に検査専任スタッフと三次元測定機を配置。工程外観チェックや全箇所測定、CAD照合を徹底することで、不良流出を防ぎながら安定した品質を確保しています。

製造・検査の結果は改善サイクルとして現場へフィードバックされ、品質と生産性の両立を後押し。さらに、試作から量産治具への展開を見据えた標準化提案にも対応しており、治具の長期運用を前提とした導入計画を立てやすい点が強みです。

省力化装置や検証装置まで視野に
入れた適正化提案

ゼンでは、治具単体の製作にとどまらず、耐久試験機や打鍵試験機などの検証装置、さらにタクト短縮を目的とした省力化装置まで、オーダーメイドで設計・製作しています。

機械設計と電気設計をはじめ、PLC制御や各種センサーの統合まで一貫して対応。そのため、「位置決め・固定・検査・記録」といった一連のプロセスを見据えた治具や装置の構築が行えます。

例えば、検査治具をタッチパネル操作の検証装置と連携させることで、定量的な合否判定とトレーサビリティ確保を同時に実現。治具と装置の両面から生産技術課題を立体的に解決するアプローチにより、工程の安定化や属人化の抑制、教育工数の削減など、実運用段階で多くの効果を生み出しています。

ゼンが製作する治具の主な
ラインナップ

固定・位置決め治具

固定・位置決め治具
引用元:ゼン公式サイト
(https://www.zen.co.jp/business/410/)

曲面部品や薄肉部品など、人手での固定が難しいワークを安定して保持し、正確な位置での加工・検査・組立を実現するために用いられる基盤治具です。

圧入・組立治具

圧入・組立治具
引用元:ゼン公式サイト
(https://www.zen.co.jp/business/410/)

挿入・圧入・嵌合といった作業を、安定した荷重とストロークで再現できるよう設計された治具です。

ゼンは現場の標準化と
短納期立ち上げを急ぐ方に
おすすめ

複数の加工法と国内外の拠点を束ねるワンストップ体制、品質マネジメントに立脚した検査・改善サイクル、そして治具から検証装置まで視野に入れた提案力が揃っています。「標準作業の確立」「タクト短縮」「初期品質の安定」を短期間で実現したい企業に適したメーカーです。

なお、切削加工、研削・研磨加工、放電加工など、加工方法によって、必要な治具の素材や性能は異なります。そこで、本メディアではそれぞれの加工法に対応した治具メーカーを3社厳選してご紹介しています。おすすめの理由や事例もまとめていますので、ぜひ参考にしてください。

【加工方法から選ぶ】
加工治具メーカーおすすめ3選を見る

ゼンの治具製作事例

曲面ワークを素早く安定固定できる
検査用固定治具

検査工程で、曲面形状のワークを確実に保持することを目的とした治具です。

手保持では位置が安定しにくい曲面部品を対象に、検査時の微小なズレや振動が測定誤差につながるリスクを抑えるため、複数のクランプを最適配置して確実に拘束できる構造としました。

ワークの曲率に追従する専用の位置決めパーツを新たに製作し、当たり面の設計を細部まで詰めることで、検査中の位置再現性を高めています。

参照元:ゼン公式サイト(https://www.zen.co.jp/news/12929/)

形状・穴位置を一度に確認できる検具

測定作業が難しい複雑形状の部品に対し、形状と穴位置の正確性を短時間で確認するために製作された治具の事例です。

検査基準となる当接面や基準ボスの位置は、ワークの形状特性に合わせて設計を調整。 誰が扱っても同じ結果を得られるよう、再現性の高い構造としています。

工程内検査から出荷判定まで、短いタクトでの判断が求められる現場で力を発揮し、初期流動や試作段階における多点チェックにも有効です。

参照元:ゼン公式サイト(https://www.zen.co.jp/news/12929/)

ゼンが保有する治具製作
設備の特徴

複数の加工機械や測定機器に加え、CAD・CAM環境を整備し、短納期かつ高品質な供給体制を確立しています。

近年は、マシニングセンタの増設や塗装ブースの新設など、設備強化を継続的に推進。樹脂・金属の切削から真空注型、表面仕上げ、検査までを、自社設備で一貫して対応できる環境を整えています。

全工場には三次元測定機や温湿度を管理した検査室を配備。これにより、精度要求の高い検査治具・検具や、繰り返し精度が求められる圧入・組立治具の製作にも強みを発揮しています。

ゼンの会社情報

会社名 株式会社ゼン
創業年 1973年
所在地 本社:東京都昭島市昭和町4-1-20
電話番号 042-543-3311
URL https://www.zen.co.jp/

【課題・目的別】
治具関連メーカー3社

加工治具メーカーは、得意とする技術や提供する製品によって、解決できる課題が異なります。
ここでは、加工現場で抱えやすい課題や導入目的に合わせて、おすすめの治具メーカー3社を紹介します。

切粉の詰まりや
ワークのビビリ・歪みを
防ぎたい

グローバル

グローバル

引用元:株式会社グローバル公式サイト
https://www.landingpage-synergy.com/Sp6X7DKw/

グローバルの強み
  • ひずみ・浮き上がり・重量物の位置決めなどに対応し、加工中の変形や位置ずれによる不良・手直しを抑える。
  • ワークの保持角度や治具の形状・傾斜を工夫し、切粉が詰まらずに自然に流れる構造を設計可能。
  • 設計から据付・試削り、導入後の改善まで一貫対応し、導入までスムーズに進められる。

切粉・ビビリ・歪みに対応する
治具設計を公式HPで確認

治具交換・芯出しを
効率化したい

イマオコーポレーション

イマオコーポレーション

引用元:イマオコーポレーション公式サイト
https://www.imao.co.jp/products/pullfix.html

イマオコーポレーションの強み
  • 横から締めるだけで治具を交換でき、外段取り化により加工機の停止時間を減らして稼働率を高める。
  • 5μmの繰り返し位置決め精度で芯出しを不要にし、交換後の再調整と作業者による精度差を抑える。
  • 治具やプレートの大きさに合わせて配置でき、多品種少量生産の治具切り替えを効率化し、段取り時間を短縮する。

段取り改善の根拠を
公式サイトで確認

固定・搬送・治具交換を
自動化したい

コスメック

コスメック

引用元:コスメック公式サイト
https://www.kosmek.co.jp/products/robot/

コスメックの強み
  • ロボットハンドやホールグリッパで搬送・固定を自動化し、ワークの投入・取り出しにかかる人手を減らす。
  • 位置決め・クランプ・動作確認を組み合わせ、固定ミスや確認漏れによる不良・設備停止を抑える。
  • ハンドチェンジャーやパレットクランプで治具・ツール交換を自動化し、少ない人員でも複数品種を連続生産しやすくする。

自動化対応の根拠を
公式サイトで確認