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茂呂製作所

目次

茂呂製作所は、治具の設計・製作から据付・立ち上げ支援までをワンストップで提供するメーカーです。

本記事では、治具の新規導入やリプレースを検討している方に向けて、茂呂製作所が手掛ける治具の特徴や、公開されている製作事例を解説します。

茂呂製作所が製作している
治具の特徴とは?

横型マシニングセンタ向けの加工治具

横型マシニングセンタやロボドリルでの使用を前提とした、加工治具の設計・製作を得意としています。多数個同時加工4面加工を実現する治具により、段取り時間を短縮しタクトタイム(製品1つあたりの生産時間)の安定化にもつながります。

油圧・空圧・手動などのクランプ方式も、量産向けから簡易的なものまで現場の条件に合わせて適切なものを選択・提案できる点が強みです。

不安定なワークに対応する治具

鋳肌や形状のばらつきが大きい鋳物の二次加工治具や、溶接時の熱による歪みを抑制する溶接補助治具など、熟練のノウハウが求められる分野での実績が豊富です。

ワークの特性を考慮した基準面の選定や把持方法により、後工程まで含めた加工のばらつきを抑制。作業者の安全性と作業性のバランスも考慮した治具を製作します。

3D設計と遠隔支援で、
治具の立ち上げと保守を迅速化

治具の設計段階では3Dモデルを活用し、顧客と完成イメージを共有することで、認識のズレを防ぎ、スムーズな合意形成を促します。設計から製作、据付までを一貫して行う体制により、仕様変更にも柔軟に対応し、短納期での治具製作を実現します。

治具の納品後もスマートグラスを用いた遠隔支援で迅速にサポート。現場の担当者と映像を共有しながら不具合の切り分けや調整を行えるため、トラブル発生時のダウンタイムを最小限に抑えられます。

※スマートグラス…カメラ、透過型の画像表示、マイク機能を備えたメガネ型のツール。

茂呂製作所が製作する
治具の主なラインナップ

切削加工治具

茂呂製作所_切削加工治具
引用元:茂呂製作所公式サイト
(https://moross.co.jp/apparatus)

横型マシニングセンタでの使用を前提に、4面加工多数個同時加工によるサイクルタイム短縮を実現。標準部品と専用パーツを組み合わせることで、コストと性能のバランスを取りつつ、立ち上げ時の再現性を高めます。

鋳物二次加工治具

茂呂製作所_鋳物二次加工治具
引用元:茂呂製作所公式サイト
(https://moross.co.jp/apparatus)

一つひとつ形状が異なる鋳物の特性を考慮し、鋳肌を避けた安定した基準出し・把持を実現。後工程でのズレを防ぎ、加工品質の安定に貢献します。

溶接補助治具

茂呂製作所_溶接補助治具
引用元:茂呂製作所公式サイト
(https://moross.co.jp/apparatus)

溶接時の熱による歪みを抑えつつ、作業者が安全かつ効率的に作業できる構造を提案。製品の品質ばらつきを低減し、段取りの容易化も支援します。

茂呂製作所は
加工の効率化と
導入後の迅速なサポートを
求める現場におすすめ

治具そのものの工夫によって、既存の加工工程の効率化タクトタイム短縮を目指す製造現場におすすめです。特に、横型マシニングセンタでの多数個加工や、鋳物・溶接など特殊な工程に課題を感じている場合に有効な提案が期待できます。

3D設計によるスムーズな仕様決定や、納品後の遠隔支援といったサポート体制も充実しているため、治具の導入や改造をスピーディーに進めたい、あるいは保守・メンテナンスに不安があるといった現場の担当者にとっても、頼れるパートナーとなるでしょう。

なお、切削加工、研削・研磨加工、放電加工など、加工方法によって、必要な治具の素材や性能は異なります。そこで、本メディアではそれぞれの加工法に対応した治具メーカーを3社厳選してご紹介しています。おすすめの理由や事例もまとめていますので、ぜひ参考にしてください。

【加工方法から選ぶ】
加工治具メーカーおすすめ3選を見る

茂呂製作所の治具製作事例

導入前の課題:量産加工の段取りに
時間がかかって
生産性が上がらない

約800個の部品を製造するにあたり、汎用的な段取りで1個ずつ加工していたため、課題となったのがタクトタイムの長さ作業が属人化しやすく教育にも時間がかかっており、誰が作業しても同じ品質・時間で加工できる仕組みが求められていました。

導入後の効果:多数個同時加工の
専用治具でタクト短縮と
作業平準化を実現

専用治具の導入により、1個あたりの加工時間が大幅に短縮される見込みです。約800個の部品を製造する場合、治具なしでは16.5日かかるところ、治具を使えば6日間で完了できるとの試算がされました。

誰でも同じ手順で段取りができるようになったことで、新人教育の負荷軽減と生産計画の安定化にもつながります。

参照元:茂呂製作所公式サイト(https://moross.co.jp/archives/blog/blog-1445)

導入前の課題:設備のメンテナンス
作業に時間がかかりすぎる

物流設備で使われるコンベヤのベルト交換に、多くの時間と労力がかかっていました。特に、張力調整機構がないため、力任せの作業で穴の位置を合わせるのが難しく、作業の属人化も課題でした。

導入後の効果:メンテナンス専用治具

安全かつ大幅な作業時間短縮を
達成

専用治具を用いることで、従業員1人の力で安全にベルトの着脱・位置調整が可能に。これまで約20分かかっていたベルト1本あたりの交換作業が、約15分で行えるようになりました。

交換対象のベルトは219本あるため、トータルでは約18時間15分もの大幅な作業時間短縮につながると見込まれています。

参照元:茂呂製作所公式サイト(https://moross.co.jp/archives/blog/blog-1953)

茂呂製作所が保有する
治具製作設備の特徴

加工においては、立形マシニングセンタ(オークマ)ロボドリル(FANUC)に加え、横中ぐり盤や門型プレーナーといった大型加工機も保有。様々なサイズ・形状の治具部品を、材質や精度に応じて適切な方法で加工できます。

製作した治具の精度を保証するため、三次元測定機(ミツトヨ)も導入。設計から加工、測定、組立までを自社で一貫して行うことで、高い品質を維持しつつ、急な仕様変更などにも対応できる柔軟な体制を整えています。

茂呂製作所の会社情報

会社名 株式会社 茂呂製作所
創業年 1966年
所在地 本社:山梨県韮崎市藤井町駒井3169
電話番号 0551-23-3366
URL https://moross.co.jp/

【課題・目的別】
治具関連メーカー3社

加工治具メーカーは、得意とする技術や提供する製品によって、解決できる課題が異なります。
ここでは、加工現場で抱えやすい課題や導入目的に合わせて、おすすめの治具メーカー3社を紹介します。

切粉の詰まりや
ワークのビビリ・歪みを
防ぎたい

グローバル

グローバル

引用元:株式会社グローバル公式サイト
https://www.landingpage-synergy.com/Sp6X7DKw/

グローバルの強み
  • ひずみ・浮き上がり・重量物の位置決めなどに対応し、加工中の変形や位置ずれによる不良・手直しを抑える。
  • ワークの保持角度や治具の形状・傾斜を工夫し、切粉が詰まらずに自然に流れる構造を設計可能。
  • 設計から据付・試削り、導入後の改善まで一貫対応し、導入までスムーズに進められる。

切粉・ビビリ・歪みに対応する
治具設計を公式HPで確認

治具交換・芯出しを
効率化したい

イマオコーポレーション

イマオコーポレーション

引用元:イマオコーポレーション公式サイト
https://www.imao.co.jp/products/pullfix.html

イマオコーポレーションの強み
  • 横から締めるだけで治具を交換でき、外段取り化により加工機の停止時間を減らして稼働率を高める。
  • 5μmの繰り返し位置決め精度で芯出しを不要にし、交換後の再調整と作業者による精度差を抑える。
  • 治具やプレートの大きさに合わせて配置でき、多品種少量生産の治具切り替えを効率化し、段取り時間を短縮する。

段取り改善の根拠を
公式サイトで確認

固定・搬送・治具交換を
自動化したい

コスメック

コスメック

引用元:コスメック公式サイト
https://www.kosmek.co.jp/products/robot/

コスメックの強み
  • ロボットハンドやホールグリッパで搬送・固定を自動化し、ワークの投入・取り出しにかかる人手を減らす。
  • 位置決め・クランプ・動作確認を組み合わせ、固定ミスや確認漏れによる不良・設備停止を抑える。
  • ハンドチェンジャーやパレットクランプで治具・ツール交換を自動化し、少ない人員でも複数品種を連続生産しやすくする。

自動化対応の根拠を
公式サイトで確認