設計から製作、据付、試削、納入、アフターケアまでの一貫対応を強みに、加工治具・検査治具などを幅広く手がける治具製作の専門メーカーです。
本記事では、グローバルの特徴や製品、設備情報などを紹介します。
1979年の創業以来、40年以上にわたり治具製作を手がけてきたグローバル。これまで手締め治具、フレーム治具、プレート治具、インデックス治具、セット治具など、幅広い種類の治具を提供してきました。
特に切削加工用の治具設計・製作を得意としており、自動車業界やエンジン関連分野で使われる治具において世界的な大手企業から指名される実力を持っています。
フライス加工や旋盤加工といった多様な機械加工用途に対応できるだけでなく、空洞ワークや変則的な角度を持つワークなど、複雑な形状に適した治具の製作にも対応可能です。
グローバルは、切削加工現場で起こる問題を未然に防ぐため、治具設計の段階から対策を織り込んでいます。
実際の加工現場で切粉の流れ方・溜まり方を目視確認し、切粉が治具やクランプ部に干渉しないか、排出が妨げられないかを考慮したうえで、自動化に支障が出ない構造を提案。また、加工中に発生する切削抵抗やワークの自重による歪みを想定し、力のかかり方や重量に応じてクランプの位置や構造を設計することで、精度不良を抑えています。
30~40代の若手社員による固定概念に縛られない提案で、製造現場の課題を解決に導いてくれるでしょう。
切削加工用治具の設計・加工・検査から、製造現場での「組付け」「治具乗せ」「デバッグ(試削り)」、さらにアフターフォローまで自社完結の「オール内製体制」で対応できる体制を整えています。本社工場のある愛知に加え、愛媛・島根・熊本にも拠点を展開することで生産能力を強化。外注に頼らない体制のため、現場の課題や要望に柔軟に応えてもらえることから、生産効率を高めたい企業にとって、心強いパートナーと言えるでしょう。
また、一貫対応により外注コストを削減しつつ短納期と高精度の両立を実現します。精度・コスト・納期のバランスに課題を感じている企業はまず相談してみるとよいでしょう。

既にあるワークや工程要件に合わせて、オーダーメイドの治具を設計・製作します。
マシニングセンタやNC旋盤で使用する加工治具(イケール治具、多面加工治具、コレットチャック治具など)はもちろんのこと、ラインの品質管理・寸法精度を担保するための「検査治具・測定治具」や「組付け治具」まで、工程全体に合わせたオーダーメイド対応が可能です。

加工ラインや自動化設備で用いる治具部品。既存治具の改良から保全で必要となる各種単品加工品(ロータリージョイント、コレット、ブッシュ類など)まで、用途に応じて設計・製作が可能です。試作品の加工や特注パーツの製作にもスピーディーに対応します。
グローバルでは、マシニングセンタやNC旋盤で使用する切削加工用治具を中心に、検査・測定治具、組付け治具、既存治具の改良部品まで設計・製作しています。
既製品から選ぶのではなく、ワークの形状や重量、加工方向、切削抵抗、切粉の排出方法などを踏まえて、加工設備・工程に適した治具を提案してもらえる点が特徴です。
▼横にスクロールできます▼
| 治具・製品の種類 | 主な治具・部品 | 対応設備・加工工程 |
|---|---|---|
| 切削加工用治具 | 手締め治具、フレーム治具、プレート治具、インデックス治具、セット治具など | マシニングセンタ、フライス盤などを使用した切削加工・多面加工 |
| 旋盤加工用治具 | コレットチャック治具、コレット、ブッシュ、ロータリージョイントなど | NC旋盤・汎用旋盤を使用した円筒部品・丸物部品の加工 |
| 複雑形状ワーク用治具 | 空洞ワーク、薄肉ワーク、角度のあるワークなどに合わせた専用クランプ治具 | 変形・浮き上がり・位置ずれを抑える切削加工 |
| 検査・測定治具 | ワークの位置決め・固定を行う検査治具、測定治具 | 加工後の寸法測定、品質検査、幾何公差の確認 |
| 組付け治具 | 部品の位置決めや固定を行う専用治具 | 製品・部品の組付け、位置合わせ、組立工程 |
| 既存治具の改良・保全部品 | 既存治具の改良部品、交換部品、単品加工品、試作品など | 既存加工ラインの改善、治具の修理・保全、仕様変更 |
グローバルは、カタログから選ぶ汎用治具よりも、ワークや加工工程に合わせた専用設計・オーダーメイド治具の製作を中心とするメーカーです。
空洞のあるワークや薄肉ワーク、変則的な角度を持つワークなど、一般的なバイスやクランプでは安定して固定しにくい形状にも対応。ワークの自重や切削抵抗による変形、加工中の浮き上がり、切粉の堆積などを考慮して、クランプ位置や治具形状を設計します。
一方、ロータリージョイント、コレット、ブッシュなどの精密治具部品や、既存治具の交換部品・改良部品のみの製作も相談できます。治具一式だけでなく、保全や改造に必要な部品を依頼したい場合にも適しています。
グローバルでは、治具の設計・部品加工だけでなく、組付け、検査、加工機への据付、試削り、納入後の調整まで一貫して対応しています。
対象ワークの形状や材質、重量、加工箇所、要求精度などを確認します。切削抵抗やワークの自重による変形、クランプ時の浮き上がり、切粉の流れなど、実際の加工で発生する課題も整理します。
加工機、ワーク、加工方向に合わせて、治具の形状やクランプ方法を設計します。複雑形状や薄肉形状の場合は、固定力を確保しながらワークの変形を抑えられる位置と構造を検討。切粉がクランプ部へ詰まりにくい排出経路も設計に反映します。
マシニングセンタ、NC旋盤、ワイヤー放電加工機、研削盤などを使用し、治具本体や精密部品を加工します。加工後は治具を組み付け、三次元測定機などを使用して寸法や精度を確認します。
完成した治具を加工機へ据え付ける「治具乗せ」に加え、実際のワークを使用したデバッグ・試削りにも対応。治具と加工機の組み合わせを確認し、必要に応じて納入前の調整を行います。
治具の納入後も、加工条件やワークの変更に伴う調整、既存治具の改良、交換部品の製作などを相談できます。治具を納品して終わりではなく、実際の加工ラインで安定して使用するところまで支援しています。
グローバルは、次のような加工現場や課題に向いています。
特に、自動車部品やエンジン関連部品など、加工精度と安定した繰り返し生産が求められる切削加工現場に適しています。
一方、カタログから汎用バイスやクランプを選び、すぐに購入したい場合は、標準品を多数展開するメーカーのほうが探しやすいでしょう。
加工治具メーカーは、対応できる加工方法だけでなく、自社の現場課題に合った技術や製品を持つ会社を選ぶことが重要です。本メディアでは、「切粉の詰まりやワークのビビリ・歪み対策」「治具交換・芯出しの効率化」「固定・搬送・治具交換の自動化」という3つの課題・目的別に、おすすめの治具関連メーカー3社を紹介しています。各社の強みや製品例もまとめていますので、メーカー選びの参考にしてください。
大手自動車部品メーカー向けのエンジン構成部品用切削治具、複雑な空洞ワークの歪みを抑える専用クランプ治具など、ハイエンドな製造ラインにおける導入実績が豊富です。
マシニングセンタ、ワイヤー放電加工機、NC旋盤、万能研削盤をはじめとする工作機械を自社内に完備しています。部品加工から精密仕上げまでを自社内で完結させることで、一貫した品質管理と短納期対応を実現しています。
また、製作した治具の精度を保証するため、三次元測定機や各種精密測定機器を用いた徹底した品質検査体制を構築。マイクロメートル(μm)単位の高度な要求精度を厳格にクリアした状態で納品されるため、導入直後から安定した精度で運用を開始できます。
▼横にスクロールできます▼
| 設備種別 | 主要用途・特徴 |
|---|---|
| 立型・横型マシニングセンタ | 複雑形状や多面加工治具の高精度・高能率加工 |
| ワイヤー放電加工機 | 超硬材や難削材の精密型抜き・微細形状加工 |
| NC旋盤・汎用旋盤 | 円筒・丸物治具部品や精密コレットなどの高精度加工 |
| 平面研削盤・万能研削盤 | 治具の基準面やサブプレートのミクロン単位の面精度仕上げ |
| 三次元測定機・精密測定機器 | 幾何公差や複雑形状治具の超高精度・品質保証検査 |
グローバルは、本社を構える愛知県安城市をはじめ、西日本エリアにも工場・営業所を展開しています。これにより、各地域のアセンブリ工場や部品加工現場へ迅速に駆けつけられる機動力を備えています。
単に治具を納品して終わりではなく、現場での「治具乗せ(設置・調整)」や「デバッグ(試削り立ち会い)」、運用開始後のアフターケア・突発的な調整に至るまで、地域に密着した手厚いサポートを提供できるのが強みです。
専用治具の設計・製作をスムーズに進めるため、相談前に次の情報を整理しておきましょう。
既存治具の改良を依頼する場合は、治具図面や現物だけでなく、現在発生している加工不良や作業上の問題が分かる写真・測定データも用意すると、改善案を検討してもらいやすくなります。
対応しています。ワークの形状、材質、重量、加工工程、使用する加工機などに合わせて、専用の加工治具・検査治具・組付け治具を設計・製作しています。
相談可能です。加工するワークや使用設備、要求精度、現在発生している課題などを確認し、ワークの固定方法やクランプ位置、治具形状を検討します。
空洞のあるワークや変則的な角度を持つワークなど、汎用治具では固定しにくい形状にも対応しています。薄肉ワークについては、形状や加工条件によって対応方法が異なるため、図面を提示して確認しましょう。
既存治具の改良や、ロータリージョイント、コレット、ブッシュなどの単品加工品にも対応しています。摩耗部品の交換や、加工条件の変更に伴う治具の改造についても相談できます。
設計、部品加工、組付け、検査に加え、加工機への治具乗せ、デバッグ・試削りまで対応しています。依頼できる範囲は案件や設置地域によって異なる可能性があるため、見積もり時に確認してください。
加工用治具だけでなく、製品・部品の位置決めや寸法確認に使用する検査治具・測定治具にも対応しています。測定方法、検査箇所、必要な測定精度を伝えて相談しましょう。
オーダーメイド製作が中心となるため、公式サイトには一律の価格や納期は掲載されていません。ワーク図面、加工条件、要求精度、必要台数、依頼範囲などを提示し、個別に見積もりを依頼する必要があります。
納入後のアフターケアや突発的な調整、既存治具の改良、交換部品の製作にも対応しています。保証範囲や対応期間、現地対応の条件については、発注前に確認しておきましょう。
| 会社名 | 株式会社グローバル |
|---|---|
| 創業年 | 1979年 |
| 所在地 | 本社:愛知県安城市和泉町井ノ上2-1 松山工場:愛媛県松山市中野町甲81 出雲工場:島根県出雲市小境町1700-8 熊本営業所:熊本県熊本市中央区神水2-14-10 神水Sビル2F |
| 電話番号 | 0566-92-2200 |
| URL | http://www.gl-b.co.jp/ |
加工治具メーカーは、得意とする技術や提供する製品によって、解決できる課題が異なります。
ここでは、加工現場で抱えやすい課題や導入目的に合わせて、おすすめの治具メーカー3社を紹介します。
引用元:株式会社グローバル公式サイト
(https://www.landingpage-synergy.com/Sp6X7DKw/)
引用元:イマオコーポレーション公式サイト
(https://www.imao.co.jp/products/pullfix.html)
引用元:コスメック公式サイト
(https://www.kosmek.co.jp/products/robot/)